田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

オカトラノオ属が花を咲かせ始めました

2014年の芒種は関東甲信にも梅雨入り宣言がされた、前日5日からの雨が朝方に一時的にやんだ。
雨に濡れた自生地からは相変わらずオオヨシキリのさえずりが聞こえ、駐車場の植え込みのてっぺんではホオジロが透き通った声で鳴いていた。

1日には蕾ばかりだったイヌヌマトラノオがだいぶ花を開き始めていた。ノジトラノオらしきもあり、ヌマトラノオらしきもあった。そしてオカトラノオに似た花穂もあった。サクラソウ科オカトラノオ属は雑種を作りやすく、代表的なのはオカトラノオとヌマトラノオの雑種のイヌヌマトラノオだ。(下の写真は花穂の先が垂れて花付もよく、裂片も細くノジトラノオの特性を持っているが・・・・)

ウマノスズクサが独特の花をつけ始めていて、どこかにジャコウアゲハの幼虫が居ないか目を凝らしてみたが、残念ながら見つからなかった。近くでトモエソウが蕾を膨らませていた。
ヒルガオの花が見られるようになった。これから夏の乾燥し切った暑い日にもたくさんの花を咲かせるヒルガオだが、雨を含んだ花は新鮮で美しかった。
ノビルが自生地のアチコチで花を咲かせ、珠芽(むかご)をつけているのが見られた。

二十四節気の芒種(ぼうしゅ)は6月5日頃で、今年2014年は6日。芒のある穀物(稲)の種まきの時期の意味だが、田植えが早まった現代では時期がずれてしまった。芒(のぎ)とは稲や麦などイネ科植物の小穂の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起の事。

参考
イヌヌマトラノオ
http://arakawasaitama.com/hanaindex/subinunumatoranoo.html
ノジトラノオ
http://arakawasaitama.com/hanaindex/subnojitoranoo.html
ヌマトラノオ
http://arakawasaitama.com/hanaindex/subnumatoranoo.html
オカトラノオ
http://arakawasaitama.com/hanaindex/subokatoranoo.html
田島ケ原サクラソウ自生地のトラノオは何者?No2 09年7月19日
http://sakuraso.arakawasaitama.com/sub090719toranoo.html
観察会で出会ったノジトラノオとその交雑種たち 10年7月3日
http://sakuraso.arakawasaitama.com/subnojitozasshu.html

 
   

ウマノスズクサが独特の花を咲かせ始めた。右上に見えるのはまだ若い花。毒草。
ノビルの珠芽(むかご)は日の当たるところに付きやすいようで、珠芽ばかりのものも見られる。
花径5儖未梁腓な花を咲かせる。5枚の花弁が捩れるのがトモエソウの名の由来。オトギリソウ属。
ヒルガオとコヒルガオの違いは葉の基部が矢尻型で横に張り出さない。花茎に縮れた翼がつかない。
2005年にDNAの分析で本土に生息するのをキタキチョウ、南西諸島のものをキチョウとされたようだ。
クサフジが花穂を立て始めた。早くから鴨川の河川敷を覆い尽くしていたナヨクサフジは外来種。

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