田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
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2014年の現地説明活動を開始しました
2014年の田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の現地案内活動が好天の3月28日(金)に開始されました。
今年はサクラソウの初咲きは25日で記録的に早かった昨年の16日より9日遅く、2012年よりは3日早い開花で、昨年同様東京のソメイヨシノの開花日と同日でした。
今日は朝から晴れ渡り、ほとんど無風で最高気温は22℃まで上がり、5月上旬の暖かさでした。アマナは全開でいつもはうつむきがちな花が茎をいっぱいに立てて白い花を咲かせていました。そして早くもノウルシが全域で黄色く色づき始め、繁茂しています。
サクラソウは石碑近くの初咲きの株が暖かさに5〜6花開いていました。よく見ると全域でピンクの小さな花が見られましたが、昨日の雨で咲いたばかりの花びらが傷ついているのも見られました。ヒキノカサも2輪ですがメタリックな黄色い花を咲かせていました。
田島ケ原サクラソウ自生地の生き字引のような田口時男さんが3月17日に急逝。彼を主人公にした自生地模様のビディオを今シーズンで仕上げるつもりでいたというKさんが訪れ、死を悼んでいました。
写真の石碑の影の辺りに初咲きのサクラソウがあります。ノウルシの生長が早く塊を作っています。
自生地の四季の模様や、折々に自生地を彩る花などの写真を立て看板に貼り付け作業中です。
例年通り本部テントは特別天然記念物石碑の向かいに設置しています。是非おいで下さい。
早くも黄色く色づき腺体が蜜を分泌し始めたノウルシに吸蜜に訪れたベニシジミ。
全開のアマナに吸蜜に現れたミツバチ。訪花昆虫が少ない自生地にとっては貴重な訪問者です。
サクラソウの花びらは普通は5枚ですが、多いもの少ないものがあります。写真は6枚です。
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さいたま市市民活動サポートセンター