田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

カブトムシ達とも出会った8月観察会

第3回目の「ついたち観察会」の2013年8月1日は小雨が9時頃まで降り続いていた。
でも女性3人男性4人の会員に飛び入りの男性が加わり8名の観察会になった。
A区のシロバナサクラタデの群生を見て中央観察路に入った。コカモメヅルの小さな赤紫色の花が多く見られたのは曇天のお蔭だ。そして脚を広げたような袋果も見られた。
ウマノスズクサにはジャコウアゲハの幼虫がたくさんついていた。茎を食べてしまうのでかなり枯れている葉も目に付いた。近くに黒いオスがヒラヒラ飛んで来たり、見学途中で薄い褐色の大きなメスの姿も見られ、ジャコウアゲハ舞うサクラソウ自生地が現実になってきた。

中央観察路の正面に群生しているコバギボウシが咲き始め、名前の由来の橋の欄干についている擬宝珠のような蕾が多く見られた。ユリ科の多年草の薄紫の花がこれから全域で見られるようになる。
オトギリソウやアゼオトギリが我々を歓迎してくれたのか多くの花をつけ、小さなミズタマソウも咲いて、キンミズヒキの黄色い花穂も見られるようになった。
バアゾブやオニユリはそろそろ終わりかけ、ユウガギクが少しづつ増えてきた。

クヌギの樹液にカブトムシ、カナブン、アカボシゴマダラが群がっていたり、鴨川べりでは雄雌のカブトムシが何事かを相談するように頭を寄せ合っているのをカナブンが見守っていた。ハラビロカマキリの幼虫の特徴という腹部を背面に折り曲げた不思議なポーズも見られた。

風ひとつなく湿度は高かったが、空は次第に明るくなり雨の心配は全くなかった。植物だけでなく昆虫類も含めた8月の「ついたち観察会」は11時45分和やかなうちに散会した。

 
   

ユリ科のコバギボウシ。別名ウルイで若葉は美味しい山菜。
ウマノスズクサの葉裏についたジャコウアゲハの幼虫
ガガイモ科のコカモメヅル。対生する葉の形をカモメに見立てた。
オトギリソウ(弟切草)鷹の秘薬を漏らした弟を兄が切ったとの伝説が名の由来
可哀想に後翅がちぎれているメスのジャコウアゲハ。オスがじゃ香の匂いを発するのが名の由来。
ハラビロカマキリは他に比べ前胸が短く、腹部は幅が広く見えるのが名の由来。

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さいたま市市民活動サポートセンター