埼玉ワイズメンズクラブ
                           

第35回心のふるさと歌声集会(2013/07/13)

2013年7月13日
第35回 心のふるさと歌声集会

創立3周年を間近に迎え、少し足踏みしましたが(6月は都合により中止)、今回
第35回として「海」をテーマに、朗読と手話を交えて楽しく行なうことができました。

1.朗読
  ・海と岸洋子「海よ教えて」
  ・乳母車(三次達治 測量船より)
2.手話
  ・切手のない贈り物
  ・あの青い空のように
3.動画 下記アドレスをクリックして
    ください

 ・海と岸洋子「海よ教えて」

    http://youtu.be/lNQULZpqzww

 ・乳母車(三次達治 測量船より)
    http://youtu.be/FI0z1c4DhFQ

4.歌った曲目 17曲は下記です。
,△瓩佞蝓↓知床旅情、
みかんの花咲く丘、
と琶湖周航の歌、ザ盖の昼ね、
θしい湖水、
Г海旅い野原いっぱい、┳ぁ↓うみ、芭蕉布、切手のない贈り物、
あの青い空のように、幸福を売る男、さとうきび畑、子守歌、
哀▲鵐僖鵐泪鵑離沺璽繊↓嬰監讃Р
(北陸道:30番戸隠〜33番直江津)


朗 読         
 海よおしえて
              
海よ おしえてくれないか。
青く澄んでいる その訳を。
今日も 生まれた悲しみの
黒い流れを 抱きながら
海よ海よ なぜ青い。

海よ おしえてくれないか。
歌を捨てない その訳を。
愛を 運んで来た舟が
遠い港へ 帰るのに
海よ海よ なぜ歌う。

はるかな地平線より、月が
のぼり日が沈む。      
遠くに見える白帆の影。             
雄大な海に眺めながら、人は想い、歌う。
お母さんといっしょにながめたあの青い海。        
我(わ)した島沖縄(うちなー)、
海の青さと空の青。 
水色の波に乗せて、海はいつまでも私の心を揺すってくれた  
失意の時も、生きる希望を与えてくれる。
だから、つらくても つらくても死にはしない。      

海から希望が生れ、歌が生れた。
そして今も歌い続けられている。       
朗 読

乳母車
  三好達治『測量船』より

母よ――
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花(あじさい)いろの
もののふるなり
はてしなき並樹のかげを
そうそうと風のふくなり   
時はたそがれ
母よ 私の乳母車(うばぐるま) を押せ
泣きぬれる夕陽にむかって
りんりんと私の乳母車を
押せ
赤い総(ふさ)のある天鵞絨(びろうど)の帽子を
つめたき額にかむらせよ
旅いそぐ鳥の列にも
季節は空を渡るなり
淡くかなしきもののふる
紫陽花いろのもののふる道
母よ 私は知っている
この道は遠く遠くはてしない道

ちょっとむずかしい三次達治の詩のこころ。
彼の生い立ちから、そのこころを想った。
たそがれ時に、子供の頃の作者がいた。
帰ってこない父、いつも寂しそうだった母。
子供は母からの愛情に飢えていた。
過去を振り返り、流れる涙。
たそがれは、悲しい郷愁の時。
母への呼びかけも、悲痛な願望となる。
この道は遠く遠くはてしない道
故郷の遠さは、母の存在の遠さでもあった。

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