FYC
                             

「十八史略」を学びエンジョイする・その四

さいたま市市民活動サポートセンター九階ラウンジで6月四回目(通算では99回目)の「四つの幸せ塾」を開催しました。「隨の高祖文皇帝は、姓は楊氏、名は堅といった。堅が生まれた時に不思議な事が起こった。紫色の瑞気が庭に立ち込め、堅の掌の中に王の字が現れたというのだ。また、宅の側に尼寺があったが、その寺の一人の尼が堅を抱いて帰り自分でそれを養っていた。ある日、尼が外出するので、その実母に託して自ら堅を抱かせたところ、堅の頭に角が生え
手足に鱗ができ、さながら竜のようになった。母は吃驚仰天して堅を地上に落とした。尼は途中で胸騒ぎがして急いで帰って、この様子を見て、「わが児を驚かせて遅く天下を取らせるようにしてしまった」と言った。成長すると、人相が常人とは全く違っていた。周人があるときに武帝に向かって「あの男は謀反人の相があります」と告げた。堅はこれを聞いて危険に思い、深く自分の才をくらまし、能を隠すようにした。その娘が周の宣帝の妃となった。次いで周の静帝が位につくと、堅は太后の父というので政治を握り、とうとう周の帝位を自分のほうへ移し取り、帝位について九年目に、陳を平らげて天下が初めて一つとなった」


前のページへ戻る
さいたま市市民活動サポートセンター