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「楚辞」をエンジョイする・その一

さいたま市市民活動サポートセンター九階ラウンジで5月最初(通算では92回目)の「四つの幸せ塾」を開催しました。「楚辞」は中国文学の一様式であり、またその系統の作品集の名前である。著者・屈原(B.C.343−278?)は名は平、楚の公族であったとされる。懐王に諫言を続けたが疎んぜられて、失意の内に政界を去り「離騒」を作った。その後、復帰を果たすが、令尹・子蘭の怒りを買い、再び疎んぜられ、遂に泪羅に自ら投じて入水自殺した。楚辞は民間の祭祀歌謡の反映が著しく、「詩経」に欠ける浪漫性や神秘的な色彩を多分に残している。「人々は皆争って仕え、利益を貪り、望みは満ちても求めて飽くことがない。ああ、我と心にわがままを許して、人もそうであろうと推し量り、めいめい心を振起して嫉み憎む……」清廉にして潔白な心は、何時の時代でも少数者であり、富と権力を我が物にしようとする多数者の前に、儚く消え去る運命にあるようですが、私たちは何の為に、この世に生を享けたのでありましょうか?よくよく、胸に手を当てて考えを尽くしてみて下さいませ。お願い致します。


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さいたま市市民活動サポートセンター