FYC
                             

「礼記(らいき)」をエンジョイする・その一

さいたま市市民活動サポートセンター九階ラウンジで4月最初(通算では88回目)の「四つの幸せ塾」を開催しました。「礼記」は漢代の儒者戴徳が古代の文献を取捨して整理した、儒教関係の論文集である。戴徳の甥の戴聖も「礼記」(小戴礼記)を著しており、区別して「大戴礼記」と呼ぶ。尚、「大戴」はダタイと呼ばれる事が多い。全13巻85篇であったが、現在ではその過半が失われて、40篇のみ現存している。「曲禮(きょくらい)に曰く、敬せざる事なかれ。儼として思ふが如くし、辞を安定にす。民を安んずるかな。贅は長ずべからず。欲は従にすべからず。志は満たすべからず。楽しみは極むべからざるなり(― 曲禮・礼の細則にこうある。常に心身を引き締めて、敬の態度を保たねばならない。一人でいるときは端然として、何か考えに耽っているようであり、人に対しているときは、物の言い方が穏やかで、かつ確かである様に心掛けてこそ、人民に信頼され、上手く治める事が出来るのである。誇らしい気持ちを余り募らせてはいけない。欲望に溺れてしまってはいけない。要求は適度に止めなければならない。歓楽の限りを尽くしてはいけない。」以上、人間の理想的なあり方を説く礼記のエッセンスでありますが、極めて中庸を得たコモンセンスであると思われますが、如何?


前のページへ戻る
さいたま市市民活動サポートセンター