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「伝習録」を楽しく学ぶ・その一

さいたま市市民活動サポートセンター九階ラウンジで、2月一回目(通算では79回目)の「四つの幸せ塾」を開催しました。「伝習録」は王陽明(1472−1529)の語録の全部と、弟子及び時人に答えた書簡の選録であり、陽明学の本質を知る基本書である。王陽明は、名を守仁、字を伯安と言う。中国の明代の儒学者・思想家。朱子学を批判的に継承し、読書のみによって理に到達することは出来ないとして、仕事や日常生活の中での実践を通して、心に理をもとめる実践儒学・陽明学を起した。「伝習録」は上・中・下の三巻からなっているが、各巻それぞれ成立の時期と事情を異にする。上巻には四十歳前後の語が多く、中・下巻は五十歳以後晩年のものが主となっている。陽明の思想は五十歳以後に大成したから、その精髄を先ず知ろうとするなら、下・中巻から読み始めるのが便利であり、思想発展の順序を見ようとするなら、巻を追っていくのがよいと言われる。

 
   


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さいたま市市民活動サポートセンター