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「中庸」を楽しく学ぶ・その二

さいたま市市民活動サポートセンター九階ラウンジで、今年二回目(通算では77回目)の楽しい学びを開催しました。「中庸」は遡れば孔子にはじまり、主たる傾向は曾子・子思・孟子に襲(よ)るが、そればかりでなく、荀子の説も採用し、いわば儒家の総力をあげて完成したもの。その際に、道家の説がその思弁発展に大きく寄与している事を閑却することは出来ない。儒家と道家とは、中国民族の思想がその備えている人生に対する両極の肯定的・理想主義的な考え方と、否定的・虚無的な考え方とを、戦国時代に思い切り発展させたものであり、「中庸」の成立する時期は、なおその創唱期を遠く離れていなかっただけに、生新に影響しあって純粋に物事の本質を追求させた。私達の先人が大きな影響を受けてきた儒教のエッセンスをエンジョイできるのは何と愉快な体験ではありますまいか……。


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さいたま市市民活動サポートセンター