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万葉集を自由に楽しむシリーズ・その三

さいたま市市民活動センター九階ラウンジで、8月18日(土)に8月3回目(通算では57回目)の楽しい学びを開催しました。「置きて行かば 妹(いも)ばまかなし 持ちて行く 梓(あづさ)の弓の 弓束(ゆつか)にもがも(― このまま妻を置いて防人(さきもり)に行ったならば私は恋しくて恋しくて、一日も、いや、一瞬たりとも過ごせないだろう。肌身離さず持って行くことが許されている神聖な梓の木で出来た弓。その弓の束が妻であったならどんなに良いことだろうか。自分にとって大切な妻は、梓弓以上に手離してはいけない相手なのだから……)。防人は、辺境を守る人の意で、古代、九州北辺の警備の為に置かれた兵士。諸国の壮丁が三年交代で出されたが、後に東国出身の者に限られた。当時の結婚形態・妻問婚からすれば恋人イコール妻である。今のように夫婦が四六時中一緒に暮らせた訳ではなく一緒に生活出来る時間には厳しい制約があった。恋人や夫婦双方の相手に寄せる思いの「火」は、現在の比ではない。―どうぞ、大勢の方々の参加をお待ちしています。


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さいたま市市民活動サポートセンター