田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

2012年の小満は金環日蝕が見られました

2012年の小満(5月21日)は自生地でも金環日蝕が見られました。駐車場には大きなカメラを持った人達が集まっていました。ちょうど薄雲がかかって瞬間的には裸眼でもリングが見られましたが、何の装備も無いカメラでは真っ白に写っただけでした。
そう暗くなった感じはありませんでしたが、普通の明るさに戻った頃にはオオヨシキリがトウネズミモチの上で大声で囀り、クヌギの木ではホオジロが細い声で長く囀っていました。

小満は草木が勢いよく成長する頃と言われますが、自生地ではヨシがもう2m以上になり、オギも大きく育って特別天然記念物の碑は「田」がようやく見えるだけです。

5月16日の活動報告会で今年の開花期の活動期間中の来場者などの発表がありました。活動期間は3月25日〜4月22日と去年より3日間短く、悪天候で中止の日などがあったにも拘らず、来場者数は大幅に増えました。昨年はさくら草まつりが中止だったので、その日を除いても約135%でした。
問題は守る会会員の活動参加人員です。延人員では233人と103人も少なく、1回あたりの参加人員も4人と昨年の5.25人より少なかった事です。
開花期は守る会の活動の大きな部分を占めるだけにこれは大きな問題です。

アカネ科のハナムグラは絶滅危惧粁爐任垢、2个らいの花をいっぱいに付けます。これから自生地の観察路際を白い花で彩ります。
シソ科のミゾコウジュは地味な花ですが、準絶滅危惧(NT)です。群生しやすいだけに環境の変化に敏感で例年通りとはいかないのが特徴でしょうか。
ノイバラは今荒川河川敷で多く見られます。
自生地では少し遅かったようですが、花もきれいで香りも良く園芸種の交配に寄与しているようです。
キョウチクトウ科のチョウジソウは薄紫の上品な花から二股に分かれた枝のような袋果に変わっていました。中に円柱形の種子が入っています。
ウグイス科のオオヨシキリはヨシ原が主な生息地の夏鳥。今の季節には自生地では一番多く、いつもやかましく囀っていますが、珍しくえらい高い所で鳴いていました。
自生地の全域で白い小さな筒型の花をつけていたユリ科のアマドコロは、1僂らいの緑色の液果をつけています。熟すと黒紫色になります。

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さいたま市市民活動サポートセンター