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「啄木の文学を楽しむ」その二

5月12日(土)にさいたま市市民活動センター九階ラウンジで五月の二回目「故郷」を実施しました(通算では43回目)。啄木は故郷の岩手県渋民村を「石をもて 追はるるごとく ふるさとを 出し悲しみ 消ゆる時なし」と歌っています。しかし、「ふるさとの 訛りなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」、また、「ふるさとの 山にむかいて 言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな」とも歌っています。私は東京生まれで東京育ちですので、ふるさとと呼べる場所がありません。短歌の世界で啄木の故郷に寄せる深い愛情に寄り添ってみるのが、せめてもの楽しみなのですが、昔の詩人が歌っているように故郷とは「遠くにあって思う」所なのかもしれませんね。啄木の人生は苦労の連続のように感じられますが、その中から素晴らしい歌が生まれています。私達はそれを楽しむ権利が有るのです。有難い事ですね。皆さん方もどうぞご参加下さい。お待ちしております。


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さいたま市市民活動サポートセンター