NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第105回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

■5月勉強会テーマ
「演習から学ぶ成年後見制度」
〜制度に繋げる判断基準とは〜
 ・開催日:平成23年5月14日(土)
        9:30〜12:00
 ・場所:浦和コミュニティセンター
      10F第6集会室
 ・講師:立正たちばな
    居宅介護支援事業所 福嶋克巳氏
    (社会福祉士・介護支援専門員)
 ・参加者18名

 ○前半:9:30〜10:00
 =情報交換コーナー=
   ・先月の振り返り 
    情報紙「かがやき」より
   ・新規参加者2名紹介
   ・グループで地域情報交換
   ・振り返りシート
    ・本の紹介

 ○後半:10:00〜12:00
       ファシリテーター:S氏


◆後半 10:00〜12:00
テーマ:「演習から学ぶ成年後見制度」
〜制度に繋げる判断基準とは〜

★講師の先生の紹介
 ケアマネ(居宅事業所)として働きながら、成年後見人としても活躍中です。

★資料
○成年後見制度について
○地域包括用チェックシート
○民生委員用チェックシート
○事例 2種類

○成年後見制度の概要
 ・具体的な内容:財産管理・身上監護
 ・制度の良い点・悪い点(問題点)
 ・任意後見制度について
 ・ケアマネの陥りやすい誤解

○F先生の豆知識
・市町村長の申し立てを行っていない市町村がある。
・成年後見人の資格により得意分野がある。財産管理は弁護士・司法書士、身上監護は社会福祉士等。
・報酬は財産により変わってくる。法律行為が多いと金額UP。
・鑑定は行われないこともある。
・医療同意ができない。
・身元保証人にはなれない。施設入所等で後見人いることで 支払いに問題がでなければ身元保証人がいなくてもよい。
・利用者ニーズはあるが、実際に制度を利用している人は少ない。
・報酬がでない場合でも、社会福祉士等は助成基金があるので、無報酬ということは無い。
○事例の検討:
グループワーク後、ケアマネの立場から発表しました。

仝什澆寮験茲悩い辰討い襪海
お金の管理・日常生活・書類の管理・キーパーソン不在・意思決定・理解力の低下・見知らぬ業者を自宅に入れてしまうこと・頼れる家族がいない・衛生面

∈8綺い辰討ること
日常生活全般・消費者トラブル・近隣トラブル・財産管理・ライフラインが止まる・衛生状態の悪化・認知症の進行

I要なサービス、利用できるサービスはなにか
介護保険の利用・地域包括センターへ連絡や相談・安心サポートネットによる日常生活支援・成年後見制度の利用・地域の見守り体制の構築・配食サービスの利用・受診通院サポート

だ年後見の利用が妥当か、またその類型は?
すぐに成年後見につなげるのではなく、本人の状況に合わせて、サービスを変化させていくことが大事

★本日のポイント
○まとめ
成年後見についての知識と、実際に後見人として活動されている講師の先生の体験を聞くことができました。
特に、ケアマネの陥りやすい点・誤解している点等、私たちが一番知りたい疑問・質問に答えてくださり、大変勉強になりました。

★振り返り
○参加者
Aさん:資料や事例があり、今までいくつかの研修を受講したが、本日の内容が一番わかりやすかった。
Bさん:短い時間ではあったが、ユーモアのある先生の話はよく理解できた。
Cさん:今後成年後見の具体的な内容について勉強を深めたい。等

○運営委員会:
・ケアマネ視点からの後見制度についての話だったため、聞きたいことが聞けてよかった。
・演習用シートを埋める作業がスムーズにできたことは、日頃の勉強会の成果の現れですね。

★「今月の勉強会」はいかがでしたか?
先生がおっしゃった「ケアマネが安心するために成年後見を利用するのではなく、あくまでも本人のために利用すること」という言葉が心に残りました。
「ケアマネの勉強不足」が「利用者さんの不利益」にならないようにと反省した勉強会でもありました。
★今月の書籍紹介 N氏より
『うらやましい死にかた』
五木 寛之(著) 文芸春秋社

*「実際に看取り経験者の原稿が掲載されており感銘を受けました」     (推薦者より)
 

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