NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第99回さいたま福祉研究家(華齢なるケアマネたち)勉強会

■10月勉強会のテーマ

「事例からケアプランを作成してみましょう」
 〜長期目標と短期目標の捉え方〜

☆開催日:10月2日(土)
     9:30〜12:00
☆場所:浦和コミュニティセンター
    10F第6集会室
☆参加者:12名

◆前半:9:30〜10:00
=情報コーナー=
◎先月の振り返り
 情報紙「かがやき」
 振り返りシート
◎本の紹介
◎グループで情報交換

◆後半:10:00〜12:00
=グループ学習=

◆グループ学習:10:00〜12:00
事例からケアプランを作成してみましょう!!

【事例】
93歳  男性  要介護1 
・未婚の娘と2人暮らし
・特に大きな病歴がなく、自宅で生活。娘は働いたことがなく、父の年金で生活している。
・最近本人の円背の症状が進行し足が前に出にくく歩行に不安がある。
・特に寝室のベットから夜間のトイレへの移動や居間への移動に不安がある。本人は娘が手を貸してくれないと訴える。
・その反面「リハビリをしないと自分がダメになる」と意欲ものぞかせている。
・食事や洗濯等は娘が支援してしてくれる。仕事の関係上、家族と離れて暮らす生活が長かった。
・娘は会話が少なく優しい言葉をかけてくれない。だから将来は施設に入りたい。(介護は望めない)と言っている。
・一方娘は、不満の声もなくたんたんと生活している。

※参加者全員で円背の状態像を真似、イメージを膨らませる
【展開】
1)ニーズ抽出
2)次に、そのニーズに対しての長期目標及び短期目標の作成へ

【本日のまとめ】
☆アセスメント・ニーズ・短期目標・長期目標と関係を確認

・適切なアセスメンに基づいたニーズ抽出が大切。  
・ニーズのとらえ方により長期目標・短期目標が違ってくる。(ニーズを大まかに捉えるか、細かくとらえるかは利用者の状況により異なる)
・長期目標を考える時の方向性は、次の3点がポイント
―侏茲覆せを→出来るようにする(したい)
⊇侏茲觧を→続ける  今より悪くならない(なりたくない)

・短期目標は後で、モニタリングしやすいように、実現可能なものまたその為の方法や数字を用いるとわかりやすい。


【振り返り】
★参加者
Aさん:久しぶりにサービス計画書の確認が出来た。
Bさん:短期目標はモニタリングしやすい様に作成したい。
Cさん:パソコンソフトに頼りすぎていた。現実はサービスから入っていたのでこれではいけないと改めて気付いた。
Dさん:アセスメントが十分出来ていないことが課題。
Eさん:事例から親子のコミュニケーションという深いところに入り、皆で話し合えば色んな意見が出て来る。すごい勉強会。
Fさん:円背について理解できた
Gさん:ほかのケアマネの計画書を見る機会はないので勉強になった。
Hさん:ニーズの出し方により、長期目標・短期目標が違ってくる。
Iさん:利用者やその家族も計画書は見るので、表現方法は気を付けたい。
Jさん:ファシリテーターのニーズの捉え方が参考になった。
Hさん:いつもプランを作っている人と検証・意見交換できてよかった。等々
   (N氏の散歩コース 
【振返り】
★『前半ファシリテーター』担当Mさん
・参加者の意見に対しての対応方法が課題でした。

★『豆知識コーナー』担当Kさん
・円背について調べるに当たりインターネット等の情報が少なかったが、発表する事で勉強になった
・猫背と円背は同じだと思っていた。(猫背は筋肉、円背は骨折の問題である)
・発表する事で勉強になった


   (N氏の散歩コース◆

★運営委員会より
・「分かっているようで、分かっていない」「できているようで、できていない」、改めてケアプランを作ってみていろんな意見がでてよかった。
・またも少し時間を取って取り組んでもよいのでは・・・。
・今後、前半(9:30〜10:00)だけでも、参加者からファシリテーター役に挑戦してほしい。


【本の紹介】
「夜と霧」
V.Eフランク
みすず書房 1,575円
「冷静な心理学者の眼でみられた限界状況における人間の姿の記録。そしてそこに人間の精神の高さと人間の善意への限りない振興があふれていた。」


前のページへ戻る
さいたま市市民活動サポートセンター