NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第98回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)

■9月勉強会テーマ

「高齢者に多い疾患と内服薬および副作用を知る」
     〜薬局窓口の現場から〜

☆開催日:平成22年9月11日(土)
       9:30〜12:00
☆場 所:浦和コミュニティセンター
      10F第8集会室
☆参加者:12名(内新規2名)

☆講 師:薬剤師・介護支援専門員

◆前半9:30〜10:00
=情報交換コーナー=
◎新規参加者紹介
◎先月振り返り
  情報紙「かがやき」
  振り返りシート   より
◎本の紹介
◎グループで地域情報交換

◆後半10:00〜12:00
=講義形式=

◆後半:10:00〜12:00
高齢者に多い疾患と内服薬および副作用を知る」  〜薬局窓口の現場から〜

1.高血圧について
○高血圧ってどんな病気?
最高血圧(収縮期血圧)・・・心臓が収縮して血圧を押し出した瞬間は血管にいちばん強く圧力がかかる。
最低血圧(拡張期血圧)・・・収縮した後に心臓が広がるときは、圧力がいちばん低くなる
○治療目標:高齢者140/90mmHg(ただし病状により治療目標は変わってきます)

○家庭血圧の情報は血圧が24時間にわたって下がっているかそうかの目安になり主治医に定期的に結果を見せて降圧薬の調整をしてもらうとよい。←血圧手帳の活用を!!

○降圧剤の種類によってはグレープフルーツを摂取しないほうがよいものもあるので薬局で確認を!!
2.高脂血症について
○高脂血症ってどんな病気?
血液中にはコレスレロール・中性脂肪・リン脂質・遊離脂肪酸の4種類の死亡が溶け込んでいる。
多すぎると問題なのはコレステロールと中性脂肪。
通常血液中の脂肪が異常に増えても自覚症状はない。 しかし放置していると・・・増えた脂肪が血管の内側にどんどん溜まって、動脈硬化になってしまいます。 この状態でも自覚症状はありません。さらに放置して心筋梗塞や脳梗塞をおこして初めて高脂血症の治療の大切さに気付くのです。

○スタチンとフィブラート系の副作用について
横紋筋融解症が現れた時は服用をすぐに中止して主治医に連絡を!!
※横紋筋融解症・・・薬物により骨格筋細胞が壊死に陥り細胞内のミオグロビンが血中に逸脱し、ミオグロビン尿(茶褐色尿)を生じる。
脱力・筋肉痛・全身倦怠感・こむらがえりなどの症状がでる。


      
3.糖尿病について
糖尿病になるとがエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液の中に溢れてしまう病気。
食事から得た炭水化物は体内で分解されてブドウ糖として吸収。
このため食後は急激な血糖値の上昇を招く。

○糖尿病治療薬は作用機序や期待する効果に応じて服用のタイミングが異なります。
また服用方法を守ることは副作用を最小限に抑えることにもなります。
注意)低血糖と感じたら経口摂取可能ならブドウ糖5〜10g摂取
糖尿病の患者さんは必ずブドウ糖を携帯する習慣を(^O^)
4.骨粗鬆症について
骨密度は20歳前後でピークに達し、その後40歳半ばまではほぼ一定ですが、50歳前後から急速に低下していく。  女性の場合は、閉経を迎えて女性ホルモンの分泌が低下すると急激に骨密度が減る。

○ビスフォネート製剤について副作用:食道・口腔内障害 顎骨壊死。歯科受診時は必ず薬を服用していることを伝えて!!
5.その他アリセプト・睡眠剤について解説

【薬局で対応出来る事】
★一包化加算・・・お薬をまとめるための料金です。7日分ごとに算定します。 一包化するには医師の指示が必要ですので、指示がなく必要な方は薬剤師にご相談ください。
★嚥下困難者加算・・・病気などにより、ものが飲みにくい方が対象です。
錠剤を細かくするなど、薬を患者さんが服用できる大きさにします。  医師の指示が必要ですので、指示がないけれどもご希望の方は薬剤師にご相談ください。
★外来服薬支援料・・・医師に必要性を確認し、患者・家族の求めに応じて薬剤を整理し服薬管理が容易になるように支援した場合。
























(8月7日:暑気払い風景)

【振り返り】
★ファシリテーター
ケアマネジャーは社会資源として薬局をどんどん利用してほしい

★参加者
Aさん:薬局ともっとコミュニケーションをとって、社会資源として活用したい。
Bさん:睡眠剤にも様々な種類があることが分かった。
Cさん:アリセプトの使い方について理解できた。これから医師にも専門的な事を聞いていきたい。
Dさん:居宅料療養管理指導と外来服薬支援料は同じようなものかと思ってたが、違いがわかった。
Eさん:薬局もケアマネジャーと同じで選ばないとダメだとわかった。
Fさん:アリセプトは認知症の万能薬ではない。根治されるものではなく進行を少し遅らせるもの。

【本日のまとめ・ポイント】
・ケアマネジャーはご利用者の薬の内容を全て理解する必要はなく、薬について何か相談したいときに、相談できる薬局が担当地域に1つはあると心強い。
・薬局で利用できるサービスも理解して、介護サービスと組み合わせて是非利用して欲しい。



   
【本の紹介】
「パンツは一生の友だち」
      西村 かおる
    現代書館  1,600円

【運営委員会より】
・ケアマネジャーの皆さんこれからは、どんどん薬局を利用しましょう!!
・自分の担当区域に1つ何でも相談できる薬局があると心強いですね!!

この勉強会でファシリテーターについて学べたらと願っています。皆さん積極的にトライしてくださいね。

【10月勉強会案内】
☆日時:10月2日(土)
    9:30〜12:00
☆場所:浦和コミュニティセンター 10F第6集会室

【暑気払い】
 冷たいビールと美味しい料理、木戸先生にも参加いただき普段の疲れを皆で発散しました。
12月定例会が101回目!!!、
引き続き勉強会を継続することを全員一致で決定しました(アルコールの後押しでしょうか???)
    






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