NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第97回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

7月勉強会テーマ

「認認介護を地域でどのように支えるか」

☆開催日:平成22年7月10日(土)
       9:30〜12:00

☆場所:浦和コミュニティセンター
     10F第9集会室

☆参加者:15名

◆前半:9:30〜10:00
=情報交換コーナー=
◎先月の振り返り
 情報誌「かがやき」より
◎新規参加者1名紹介
◎グループで地域情報交換
◎本の紹介

◆後半:10:00〜12:00
=ピア事例検討会=

◆ピア事例検討会
テーマ「認認介護を地域でどのようにささえるか」

【事例概要】
公団に住んでいる80代高齢夫婦2人暮らしである。

<夫>
・生活費1カ月分を銀行から下ろし現金を持ち歩き管理
・お酒・タバコが好き
・外に飲みに行って帰ってこないこともある 
・自転車で動き回る
・買い物はお酒などを買いに行ったついでに(パン・缶詰な ど)購入
・冷蔵庫はあるが中には何も入 っていない
・ヘルパー・配食・安心サポートも利用しないという

<妻>
・要介護1・配食:週2回
・夫と一緒に暮らしたい(夫のいいなり)
・入退院を繰り返す
・退院した日にコンビニにタバコを買いに行かされ動けなくなる
・栄養失調気味
・新聞はとっている

<息子>
・親がいいというならそれで良 い(親の意向を尊重?)

<その他の情報>
近所の人から「困っている人がいる」と。
→包括センターに相談→「要介護1」であるのて居宅介護のケアマネへ

以上がこの事例についての情報のすべてです。さーこれから「事例検討会」の開始です。




【進め方】
1.地域の「問題点」と「良い点」についてグループワーク
○「問題点」
|楼菫澗里旅睥隹
∪儷謀な介入がない
キーパーソンがわからない
っ楼茲馬辰傾腓事はあるが方 向性が見いだせない
ケ熟辰早い
ζ韻古錣撚从辧死亡者あり

○「良い点」
〔雲鍵儖が介入
地域住民の誰かが気にかけているため何カ月も放置されることはない
L簑螳媼韻鮖っている人多い
ご藐知りで気心の知れている 人がいる。どこに誰が住んでいるか分かる
ゲ仍を発生させてことで地域住民が注目している
高齢地域のため行政が注目し ている
Ъ治会が機能している

そこで、「問題点」と「良い点」とのつながりに着目しました。

★「問題点」→→「良い点」
     、→Α 
     □→◆  
     →→?    
     あ→А  
     ア→↓ぁ  
     Β→キΝ
以上、「問題点」と「良い点」は表裏一体であることを理解することができました。

2.次は「社会資源」を探ってみた。
(分類はしないでどのような資源があるかを列挙)
・近隣住人・民生委員・家族(息子・親戚)・配食サービス・新聞配達員・防犯パトロール員・ガス、水道の検針・自治会・移動販売・銀行・コンビニ・飲み屋・病院・介護サロン・介護サービス・警察・消防車・社会福祉協議会 ・包括支援センター・保健センター・行政(福祉事務所を含む) 等など

以上のように、フォーマル及びインフォーマルの社会資源があげられ、如何に活用するかが大事ですね。


3.地域でのネットワーク・連携について考える
・皆さんは担当者会議を開いていますがこれはネットワーク・・・。
・担当者会議に民生員や配食ボランティアや地域の方法等関係職種以外の方を呼んだ事はあるか?
・ケアマネが困っている事、地域の関わっている方たちが困っている事は共通している事が多い→問題点を共有→出来る事、出来ない事→ケアマネや介護保険でで出来る事、地域でしかできない事→確認、分担することが大切
・ネットワークを作ったら問題解決とはいかないが、問題を背負って生活している人を支え続けなければいけない現実。
・その時はケアマネ一人ではなくネットワークが必要。
・その中に、行政、包括、民生委員等の専門機関の存在は欠かせない。

4.豆知識コーナー「民生委員の業務」について
・今月の担当者は、ケアマネの業務をしながら民生委員を兼ねている方から民生委員の業務について、現状及び課題について報告がありました。

・民生委員は、予想以上に責任のある大変な業務であることがわかりました。

★参考:「民生委員・児童委員活動の7つのはたらき」
1.社会調査のはたらき
2.相談のはたらき
3.情報提供のはたらき
4.連絡情報のはたらき
5.調整のはたらき
6.支援のはたらき
7.意見具申のはたらき




【振り返り】
★参加者
Aさん:地域にこんなに多くの資源があるとは思わなかった。

Bさん:民生委員の業務をきちんと知ることが出来た。職場のみんなに伝えたい。

Cさん:地域の問題点を良い点に転換することで、支援の方法が見えてくることが分かった。

Dさん:施設は、地域との交流・関係作りは難しく今後の課題である。今後民生委員との交流を図りたい。

Eさん:自分も本日の事例と類似したケースを持っている。今まで民生委員に経過報告をする習慣がなかったのでとても良い気づきとなった。早速、民生委員に報告します。




★豆知識コーナー:「民生委員」について
担当Tさん:民生委員もケアマネも一人ひとりがつぶれないようにネットワーク作りをし、行政に話し、思いを形にして行くことが大切。

★ファシリテーター
ネットワークを組むことで、ケアマネ一人で抱え込まなくてもよくなる。是非ネットワーク作りを積極的に!!

★運営委員会
・ファシリテーター役の資料の準備及びシナリオの構成がとても分かりやすくよかった。
・6月勉強会との繋がりがあり良かった。

・これからも、参加者一人ひとりが積極的に参加できる進め方を維持継続していきたい(板書・司会・書記など)


=運営委員会風景=


【本の紹介】
「文章力の基本」 阿部 紘久
日本実業出版社1,300円

「ムダなく、短く、スッキリ」書いて、「誤解なく、正確に、スラスラ」伝わる文章力77のテクニック。
多くの文章指導により蓄積された豊富な事例をもとにした。即効性のある実践的な内容。「例文→改善案」を用いながら、難しい文法用語を使わずに解説。

【9月勉強会案内】
9月11日(土)  
  9:30 〜 12:00
浦和コミュニティセンター 
  10F 第8集会室

テーマ
「高齢者に多い疾患と内服薬及び副作用を知る」

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