NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第95回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネた)勉強会

5月勉強会テーマ

「訪問看護とケアマネジャーの連携の在り方」
    〜現場の現状から〜

   講師:県南訪問看護ステーション
 介護支援専門員 看護師:吉田 幸恵様

★開催日:平成22年5月8日(土)
     9:30〜12:00
★場所:浦和コミュニティセンター
     10F 第6集会室
★参加者17名

◆前半:9:30〜10:00
=情報交換コーナー=
◎先月の振り返り
 情報紙「かがやき」より
◎新規参加者1名
◎グループで地域情報交換
◎本の紹介

◆後半:10:00〜12:00
=講義=

◆講義:テーマ
「訪問看護とケマネジャーとの連携の在り方」
〜現場の現状から〜

【当日のポイント】
訪問看護業務の概要を理解し様々なケースに対応できるよう学習する

★訪問看護業務の概要
1.訪問看護ステーションと関係機関機関
1)主治医との関係
)問看護を行うには「訪問看護指示書」が必要
(・o・)訪問看護指示書は初回は利用者及びご家族の方が直接申し出る方が本人の意思確認も含め良いのではないか。

急性期などで週3回以上訪問が必要な場合は「特別訪問看護指示書」が必要
※特別訪問指示書は訪問指示書を書いてもらっている医師に交付してもらう

週3回以上の点滴が必要な場合は「点滴指示書」により指示
※点滴指示書が交付されている間は医療保険対応

2)訪問看護ステーションは「訪問看護計画書」「報告書」を毎月1回主治医に提出
(・o・)訪問看護を利用している場合は、この2つの書類を確認し利用者の状態を把握しましょう



★主治医が「看護師による居宅療養管理が必要」と判断した時は、医師の意見書のチェックにより実施可能。介護報酬:400単位、2ヶ月以内に1回が限度
・対象者―蕕瓩堂雜酣定を受けた者
⇒弉雜酖戮変更になった方で、訪問診療、訪問看護を受けていない、定期的な通院をしていない在宅療養中の方
(・o・)初回訪問後、訪問看護利用するか否か検討する
・サービス内容:看護師が訪問して、心身の状況、環境を把握し、療養上の相談および支援を行いその内容を主治医やケアマネジャーに情報提供
・指定基準:都道府県知事に指定の申請が必要

2.訪問看護サービス対象者:
1)介護保険利用者
2)医療保険の利用者
。僑戯舒幣紊罵彁抉隋ν弉雜遒乏催しない
∨問看護基本療養費(供棒鎖惜問看護
K問看護基本療養費(掘傍鐶雹楡澆悗遼問看護
ね彁抉隋⇒弉雜遒里Δ前焚爾両豺
・末期の悪性腫瘍
・厚生労働大臣が定める疾患:介護保険利用者でも訪問看護は医療保険の扱いになる疾病など
末期の悪性腫瘍や多発性硬化症など20種類

※末期の悪性腫瘍は、訪問看護指示書に末期・ターミナル等の起債がないとダメ

・急性増悪期(特別訪問看護指示書期間)  指示機関は最長14日以内、月1回交付、気管カニューレを使用している状況にある者と真皮を超える褥創の状態にあるものは、月2回の交付が可能
3.入所、退所(入院、退院)の日の訪問看護

1)介護保険の場合:介護保険施設、介護療養型医療施設の退所の日、短期入所療養介護
サービス終了日ついては、原則として算定できない
ただし特別管理加算の対象者は算定できます
(・o・)特別管理加算・・・バルーン留置、IVHの方など

2)医療保険の場合:原則として算定できませんが、厚生労働大臣の定める疾患等の状態にある者は退院日に 訪問看護を行った場合、1回に限り、退院翌日以降の初回訪問時に退院支援指導加算(6,000円)を算定できます
(・o・)退院日はご本人はもちろんご家族も心配なことが多いのでは?
そんなときに訪問看護利用は心強いですね

★在宅医療に関して
1)在宅医療対象者
在宅医療を受ける主な基礎疾患について説明があった。
2)在宅医療とは
・在宅で医療従事者の行為をその中核部分と考える
・アルツハイマー病などその他の認知症より広く「患者自身がおこなうセルフケア」までを含む
3)医師の訪問サービス及びその関連医療制度
・訪問診療:期日を計画し、事前告知した上で、患者の自宅に訪問する医師のサービス(在宅患者訪問診療)
・往診:患者の状態が悪い時に要請を受けて訪問すること
4)在宅療養支援診療所
・24時間にわたり医師が往診でき、かつ、24時間に渡り看護師が訪問できる体制を、保持することが基本
・24時間体制の電話番号などを患者にあらかじめ告知する



【その他】
・介護保険支援連携指導料(病院側の加算)により今後ますます退院を促し、在宅への流れが加速するであろう
・退院にむけ医療機関とケアマネとの連携が不可欠になる
・訪問看護の2人体制は医療でも、介護でもOK
・医療保険での訪問看護には時間の縛りがない(約30分〜90分)
・訪問看護ステーションもステーションにより特徴、理念、ステーションの売りがまちまちなので自分にあったステーションを見つけるためにいろんなステーションを利用してみるとよい
・家族のケアも含めてケアを行う


【振り返り】
○参加者
・利用の仕方、活用の仕方がわかった
・医療と訪問看護の連携を強化したい
・訪問看護を利用する際、医療保険適用なのか、介護保険適用なのか違いが分かった
・積極的に訪問看護を利用していないが、リハビリ等何をしているのかわからないステーションもある。
・1回では理解できないところもあり再度聞きたい  等々
【本日のポイント・まとめ】
・制度改正に伴う改正点をきちんと理解しておくことで、支援の幅も広がるのでは・・・。ケアマネは情報をきちんと整理しておくことも大切です
・訪問看護を使うとき、タイミングによっては特徴的なこともあるので訪問看護と連携を強め利用者にとってよりよい支援につなげましょう。

【本の紹介】
「介護保険は老いを守るか」 沖藤 典子 岩波新書 840円

「訪問看護活用ガイドブック」http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/link/200801.html
上記勇美財団HPより申し込み可能


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