NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第94回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

4月勉強会テーマ 

「利用者にとって必要な援助とは?」
   〜場面を通して学ぶ〜

☆開催日:平成22年4月10日
  9:30〜12:00
☆場所:浦和コミュニティセンター
     10F第8集会室
☆参加者:16名

◆前半:9:30〜10:00
=情報交換コーナー=
◎先月の振り返り
 情報紙「かがやきより」
◎新規参加者2名紹介
◎本の紹介

◆後半:10:00〜12:00
=ピア事例検討会=




◆ピア事例検討会
テーマ「場面を通して学ぶ」

【場面】ケアマネジャーが、利用者に下記のような助言や情報提供等をしますが、利用者が受け入れてくれません。

 峽鮃のため栄養のある食事を・・・」
◆崋栖気隆浜のため定期的な通院を」
「気持ちよく暮らすためにホームヘルパーなどの利用を」と・・・。

しかし、利用者は生活スタイルを変える気持ちはないようです。

☆上記の場面の様な事柄が皆さんの利用者にも当てはまる事例があるのではないでしょうか?

【A】上記の様な場面を想定し
「〜なのはよいことだ」、なぜならば「〜だから」と、発想の転換をしました。
 岷浜椶里△訖事を摂らないのはよい事だ」なぜならば「〜だら」
・とりあえず食べて居る
・カロリーの過剰にならずメタボにならない
・嫌いなものを食べないで済む
・好きなものを食べられる
・効率よく吸収する(100%)
・好きなもので精神的安定
・好きなものを食べている
・お金と時間の節約になる

◆崢蟯的な通院をしないのはよい事だ」、なぜならば「〜だから」
・通院しなくても生きている
・必要な時に行く
・寿命は決まっているので
・安定している
・元気でいるから
・自分の体と対話しているので
・体調が悪い時、早く気づく
・不必要な医療は受けない 
・自己管理ができている
・病院が嫌いで行かなくてよい
・お金と時間の節約 
・時間の無駄がない

「ヘルパーさんが入らないのはよい事だ」、なぜならば「〜だから」
・自分で生きている 
・汚れていても散らかっていても生きていける
・死なない
・時間に制約されず自由に生きられる
・好きなように生きられる
・自立している
・自分で動けるから
・人に頼らず生きる
・自分の生き方を貫いている
・他人に気を遣わなくてよい
・インフォーマルな援助が受けられる

・・・と様々なストレングスに
気付くことができました。




【B】次に、ストレングスを踏まえた上では、この人に必要な援助をするにはどうしたらよいかグループで検討しました

すると・・・・

・その人の価値観や優先している事を認めてあげる事が大切
・その人の生まれ育った環境や今の状況をきちんと把握することが大切などの意見が多く出されました。

【C】その人に必要な援助を考える上で生活史に注目してみました
・ライフサイクルについて
・エリクソンの「ライフサイクル論」について 
・人には共通の生き方・課題があると分類している
・人間の発達は自我の発達により成長する 
・自我の発達を8段階に分けて考えた
・自分にとってふさわしいと感じる物を探し身につけていく
・対人関係、歴史的文化的環境が発達に必要です。
※今年度から『豆知識コーナー』開設 4月はSさんです。

【本日のまとめ・ポイント】
★その人に必要な援助を考える上で必要な事は?
・どう生きたいか相手の価値観を認める支援をする
・信頼関係を築くことで次のステップを築く
・生活史、家族関係を聞き(把握)1年後、5年後、10年後のリスクを考えてうえで、共に支援を考える

【5月勉強会案内】
☆日時:5月8日(土)
 9:30〜12:00
☆場所:浦和コミュニティセンター10F第7集会室
☆テーマ
「訪問看護とケアマネジャーとの連携の在り方」
〜現場の現状から〜


【振り返り】
★ファシリテーター
・グループワークをするといろんなストレングス(強み)が出てものの見方が広がって行ったのがよかった
・ライフサイクルについて改めて勉強する機会が持てた
★『豆知識コーナー』
・調べる事で自分の身になった
★参加者 『豆知識コーナー』
Aさん:一人で考えることは範囲が狭いが、皆で考えると広がる
Bさん:相手の生き方、考え方を尊敬するというが、今まで自分の価値観を優先させていたかな?
Cさん:時代背景を踏まえて、ライフサイクルを考えることが大事
Dさん:エリクソンの考え方の説明が良かった
Eさん:新規の方の訪問に役立てたい
Fさん:コミニュケーションを高め必要な情報を引き出せるようになりたい
Gさん:意見がたくさん出て良かった
Hさん:場面からの事例検討は初めて、豆知識では資料があると分かり易い
【本の紹介】
「生と死の教育」
 アルフォンス・デーケン
岩波書籍
    ¥1、955円

【運営委員より】
新年度最初の勉強会でしたが皆さんいかがだったでしょうか?

今年度は参加者の皆さんにも積極的に勉強会に参加していただきたいと思い、本の紹介・理論について一緒に調べたりいろんな事をやっていきたいと思っています。一人でも多くの仲間の参加をお待ちしています。



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