NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第90回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

◆12月:テーマ 
「任意後見制度とその活用援助」
〜事例に基づきながら、任意後見制度の内容を深めその援助方法を学ぶ〜 

○開催日:平成21年12月19日(土)
        9:30〜12:00
○参加者:13名(新規1名)
○行政書士の先生による後見制度についての講演でした。

◆前半:9時30分〜10時00時
○新規メンバーの紹介 1名
○先月の振り返り(情報紙「かがやき」より)
○地域情報交換
・包括の予防プランの指導について
(アセスメントやモニタリング・支援経過の書き方等)
・軽度者が福祉用具レンタルを利用する手続きについて 等々
  
※本日欠席した仲間には、このたびの地域情報の詳細についてお伝えくださいね。
 

◆後半:10時00時〜12時00分
「任意後見制度とその活用援助」
○土井義昭先生(行政書士・土ヰ法務事務所)によるパワーポイント・プリント資料の説明・解説。
※行政書士とは・・・行政関係の書類を作成する専門職

1.まず、パワーポイントて資料を見ながらの講義・・・      
○『問題が起こってからでは、間に合わない』と、写真が物語る老いの姿がありました。

○在宅居住の高齢者像とは?子供との同居もあれば一人暮らしもあり。また、子供がいても、対人交渉能力なかったり、高齢の親に寄り付かなかったり。昔から住み続けている人もあれば、呼び寄せられてきた場合もある。同じ高齢化でも、条件によって様々です。

○ということは、在宅管理問題も千差万別。特に、建物の高齢化と人の高齢化で悪循環が生まれてしまいます。

○近年は個人情報の保護によりプライバシーは守られるが、必要な情報が得られないということもネックになってます。
○これからのマンション管理及び管理会社の役割は「管理組合へのコンサルティングサービス」を提案すること。複数の問題には複数の専門家を入れる・・・・。ナルホド・・・。


2.次にプリントで講義・・・
○任意後見制度とは何か?元気なうちに認知症で判断能力が低下した時のことを考えて契約をしておくこと。

○似たような支援として家事審判法・リーガルサポート・日常生活支援事業があるとのこと。

○その他、費用と報酬・成年後見登記・契約書と代理権目録・市町村の申してたてなどなど、付随したお話も聞かせていただきました。

3.そして最後に、事例検討会・・「独居高齢者、自分はまだ元気で援助はいらないと思っているが、訪問販売で高額の買物をしているようだ。(経緯省略)・・・。」の事例について解決の手立てや財産を守る方法等についてみんなで考えました。

【本日のポイント】
○財産を守る方法として任意後見制度について学びました。

○ケアマネの持つ苦手意識は「知識がないこと」からくるものかも知れません。

○正しい知識と専門家へつなげる意識を持つことが解決への近道です。
【振り返り】
・Aさん:任意後見制度等の情報
を利用者に伝えられるようになった。
・Bさん:専門家に繋げることが大事ですね。
・Cさん:自分も似たような事例をもっていたことがあったので勉強になった。
・Dさん:任意後見と法定後見の違いが理解できた。
・運営委員:皆で財産問題の具体的事例について検討できたことがよかった。実践的な話でしたね。

★「今月の勉強会」はいかがでしたか?
ケアマネにとって必要だけれど「後見制度、法律問題・・・難しいし、よくわからない」というのが、今までの本音でした。先生のおっしゃった「知識がないこと=苦手」であるのならば、勉強していくことで克服できる課題かもしれませんね。
財産問題をタブーとすることなく、あえて踏み込んで考えていく必要性もあると改めて教えられた勉強会でした。

【次回の勉強会】
1月16日(土)9:30〜12:00
 1月は第3土曜日です。お間違い なく!!

 浦和コミュニティーセンター
 10F 第7集会室

1月の勉強会は、「予防の視点からケアマネジメントを考える」〜包括支援センターと居宅介護の連携を通して〜です。
皆さんの参加をお待ちしております。

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