NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第83回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

◆4月:テーマ 「ピア事例検討会」
   〜利用者や家族の理解を
           深めるために〜

 今年度最初の勉強会、参加者16名。
今年で会費制の2年目です。毎回、1年後の自分の自画像を描きながら成長できればいいですね。これからもよろしくお願いいたします。

【当日の流れ】
◆前半
○今年度のプログラムの説明
○新旧運営委員会紹介
○新規参加者の紹介
○新名簿の確認
○基本4表の説明
 〇例提出理由・ジェノグラム・家族構成
  と介護状況(事例の整理)
 ICFモデル(相互関係・全体像を捉える)
 ライフサイクル(時間軸で生活を見る)
 そ鬼サービス計画表(1週間がわかる) 
○個人情報の取り扱いについて
 勉強会での情報は勉強会でのみ使用。
○ケアマネの「一般的技法」の個人レーダー
 チャート配布と説明
○自画像の記入・1年後の目標や課題の
 設定

★この勉強会は失敗が許される場・・・。
 どんどん発言し、参加しましょう。
 失敗=学ぶ場です。ただし、ここは問題
 解決の場ではなく気づき支援の場です。
 個別相談は午後・予約制で行います。

◆後半  
○ピア事例検討会

*「ピア」とは仲間又は対等という意味です。一緒に考えましょう。
  
《本日の事例》
「100歳の1人暮らしの女性。本人及び家族とも看取りまで自宅での生活を希望している。専門的な視点からニーズの確認をしたい。」

〇例提供者は口頭で説明。「ICFモデル」シートに自分で落とし込んでみましょう。

∋臆端圓らの質問を通し本人像を膨らませる。今までの人生における価値観、何を大切に生きてきたかを読み取れますか?

次ぎは、困っていることは何か?誰が困っているかに分類してみる。(本人・家族・地域?)

い気蕕法⇔匹せを挙げてみる。本人の強み(ストレングス)を知ることで本人理解が深まる。その後、背後(裏)にある本人の「思い」を捉えることで、気持ちをサポートすることにもなる。とことん、その人の思いに付き合うことができるのでは・・・そうすることで、本人が「地域で尊厳を持って生活したい。そして亡くなりたい」という事が本人を支える根底にあることに気づくのではないか。ここを逃さない事!!

この中核に気がつく事ができれば、本人や家族にとっての「気づき支援」となる。ただし、専門的見地より、リスクマネジメントはしっかり実施することが必要。 ← ここも大切
【本日のポイント】
○「問題点を挙げる」→「良い点も探す」→「本人の強みを知る」→「本人の気持ちに気がつく」

○本人及び家族の本当の思いとは本人の「中核部分」である。この「中核」は「尊厳」や「生き様」「価値観」・・・。

その人の中核を探すというプロセスをせずに、一足飛びに解決方法を見つけようとすると本人の気持ちに沿った支援にならない。このような視点に立てるケアマネの気づき支援が大事!

【振り返り】
○参加者
・Aさん:問題点を探すのと同時に良いことにも目を向ける事を学んだ

・Bさん:100歳の人生の価値観を考えながらの支援が必要だということに気づいた

・Cさん:看取りに寄り添う時、心のケアもケアマネには必要だ

・Dさん:ニーズを掴むにも技法がある。理論を踏まえ、リスクを考えて情報提供することが大事ですね

・Eさん:今日は配布資料がなかったので、読み上げた事例をICFに落としてみたことで集中して聞く事ができた
○事例提供者
 「家族だと、本人の思いや気持ちを、深く意識する事が無かった。「中核を探す」というプロセスを行うことで、本人の気持ちに寄り添う事ができました。また、家で「看取る」とはどういう意味なのか、支援者たち(ケアマネ)と一緒に改めて考える事ができた。」

○ファシリテーター役(議事進行)
 「問題点だけに目を向けていると、本人の強みや本当の思いに気がつかずにプランを作ってしまいがち・・・。今までの実践でできていたか否か、反省しています。」
【次回のお知らせ】
5月は公開講座になります。

平成21年5月9日(土)
    9:30〜15:00 

「カウンセリング講座」
   講師:朝生知加子先生

ストレス社会の中でより自分らしく、充実した人生を歩くためにより良い人間関係作りについて勉強します。ストレスコントロールについてもお話していただく予定です。
★今年度の「第1回目勉強会」はいかがでしたか?  普段、私達は利用者さんの思いや考えを大切にしながら接していたでしょうか。
 今後も皆さんと一緒に「新しい気づき」が得られる勉強会を作り上げていけたら嬉しいです。

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