NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第2回「わかりやすいカウンセリング講座」

公開講座(3回シリーズ)
「わかりやすいカウンセリング基礎講座」−第2回−

○開催日:平成21年2月21日(土)
○本日の参加者は17名
○公開講座「わかりやすいカウンセリング基礎講座」(全3回)の第2回目。会場が従来の場所とは異なり参加者の方にはご迷惑をおかけしました。次回は1回目と同じ会場です。
今回は、皆様も耳にされることがある「ロジャース(来談者中心療法)」の理論を踏まえ『良い人間関係づくり』に焦点を当てた講座でした。先ず、前回のアンケートに対して先生からのフィードバックからスタート、その後先生の深みのあるかつ心に響く言葉をいただきながらの充実した講義内容となりました。また、「聴き手」と「話し手」の立場を通し聴く姿勢のポイントについて実習をいたしました。
今後もこの講座を通して悩みを分かち合い新しい気付きや多くの勇気と励ましなどを共有できればと思っています。
【当日の流れ】
1.オリエンテーション
○資料の確認及び情報提供
2.講師紹介
3.第1回目の振り返り
4.講義(質疑・応答・ワーク形式)・
○よい人間関係を作る
   ・よい人間関係のための三つの条件(ロジャース)
   ・苦手な人とうまく付き合う法
   ・人間関係を良くするための心得
   ・話し方ひとつで人間関係が変わる
   ・相手の話が聞けるようになるには
   ・対話分析について
5.実習:「3つの聴き方」
6.振り返り・感想・まとめ
7.アンケート記述  

【本日のポイント】
○話し方一つで人間関係が変わる。相手の話が聴けるようになるには・・・。        
・受容―― 無条件で受け入れる。心に響く聴き方が大事。相談者(クライエント)が、自分を受け入れてくれているかどうかわかる。(相手は)全身で見ている。
・共感――「あなたがおっしゃっていることは〜ですね」と確かめることで、相談者(クライエント)は、「自分が話した内容に共感してくれる人がいる」という認識をが持つ。その結果、問題の結論が出しやすい環境が生れる。
・自己一致――心で感じていることと、言葉として発すことが一致すること
(腹の中と口が一緒)
 ○苦手な人とうまく付き合うこととは・・・・。
  ・人間は褒められると2ヶ月持つといわれている。
「あなたにはこんなに良い所があるのだから○○を直したら、もっと良くなるわネ〜」
(アサーショントレーニング)
・相談者の考えで決めつけてはいけない。人には「十人十色」の見方がある。相手のどこを見るか。人は必ず誰かに支えられて生きている。心の手を差し伸べよう。
 
○相手の話が聴けるようになるには・・・。
・相談者(クライエント)は、まず、相談したい事柄を話し、そして相談員(聴き手)がしっかり話を聴いていてくれるかと見きわめてから、相談者は確信を話しだす。
・相談者(クライエントは、相談員(聴き手)の姿勢から「この人なら聴いてくれる、大丈夫!」と思った時に真実を話す。
・相談員(聴き手)は、相談時に自分の感情や思いは持たず、又は横に置いて、つまり「白紙状態」で「一面的でなく」、また「相談者と同じような経験があっても相手と自分とは違う」と、自覚する姿勢が大事である。経験は人によって違うので自分の感情を交えて話さない、そして聴かない。
・相談者の話の中から「私」「〜時」「今」「日にち」等の言葉を語るとき、本人にとって重要なことなので、聴き逃さないで聴く。
・過去〜現在をスラスラ話せる人は、過去の辛さや苦しみから抜けることができた人。一方、ゆっくりつかえながら話し方をする人は「今、困っている人」の場合がある。事柄と感情を区別して聴きましょう。
参加者の振り返り】
Aさん「相槌・目線・動作があって相手の真意に近づく。うなずきにより考えがまとまり、方向が変わる。現状の自分は回数が多いかなと思った」
Bさん「職場で助言や提案をしがちだが部下の話を充分に(真の声を)聴き、自身がトレーニングをすることにより明るい職場にしたい。反面、職場で聞けても家庭では難しい。
Cさん「自分の傾向を知ることが大事で笑顔で向き合うとホッとした。」(実習を通して)

Dさん「自分が馬鹿(自分の感情を持ち込まない)になることは皆と同じようになり自由自在になれる。自分の物差しで人を見ない」
Eさん「気づきは自分のものにする。が、きちんと聞いてないと気づきが出ない。」等々

【朝生先生から】
・よい人間関係のための三つの条件(ロジャース)は基本で大切なポイントです。
何回でも読みながら生活の中でも活かせて下さい。
・皆さん、傾聴に対して、前回より深まった感があり聴く姿勢が素晴らしいと感じた。
・皆さん純粋でとてもうれしかったです。

【運営委員より】

・本日は理論と実習の両面を通し
「聴く姿勢」のポイントが体験できたことで実感が持てたのではないか。
・また今回はいくつかのキーワードがあったと思います。「褒める」「気づく」「白紙になって聴く」 等 

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