NPO法人華齢なるケアマネたち
                             

第77回さいたま福祉研究会(華齢なるケアマネたち)勉強会

◆1月:テーマ「地域包括支援センターと居宅介護支援事業者との連携のあり方」
〜ストレングスから見た支援に向けて〜

○本日は平成21年初めての勉強会です
参加者は新規参加者2名を迎えて14名でのスタートとなりました
○今回のポイントは・・・
.テゴリー別に挙げた問題点を確認し、その問題点を「良い点」に転換し支援方針・計画までつなげていくこと
△泙拭地域包括支援センターの立場に立ち、業務を遂行する上で課題(問題点)についても上記と同様の考え方を習得する
さらに居宅介護支援事業所・在宅介護支援センター・地域包括支援センターの機能や役割について、制度的な事をきちんと理解する
★皆さんどうだったでしょうか?
【当日の流れ】
 1.事例の説明
   (前回の事例を確認するため、事例概要の情報提供をする)
 2.各グループで事例について「問題点」についての背景を探り、その問題点を「良い点」へと転換する。更にその「良い点」を変換し維持、継続する支援計方針・計画へとつなげていく
3.地域包括支援センターの立場に立って、業務を遂行する上で課題となっている問題点をケアマネジャー(個人)・組織(地域包括支援センター)・地域とカテゴリー別に課題をあげた。
 上記と同じように問題点を良い点へと視点を変え、更に支援方針までつなげていく事です


◆各グループで事例について「問題点」前記(本日のポイント)
に沿って実践する

《本人の課題》
本人の病識がない
   ↓
背景
(貎動貎佑濃勸蕕箍隼を引き受けてきたので自分の健康を振返る心の余裕がなかった。
⊆診はしている
   ↓
「良いこと」に転換
○本人の病識がないことはいいことだ・・・
   ↓
なぜならば〜(裏づけ:背景を膨らませる)
_板軻發納分の役割を持って生活できてきたから
∪験茲忙拆磴でてきた現在、自分の健康について振返る機会となってきたので
   ↓
支援方針(維持・計測するためには・・・)⇒「計画」
\験茲忙拆磴できている原因について振返る機会とする
⊆膽0紊ら病気の現状及び今後の治療方針について家族(次女))と共に説明を受ける
≪組織の課題》
ケアマネジャーから子ども達なりに頑張っていることへのねぎらいの言葉がない
   ↓
背景
○食事の準備が十分ではなく、また栄養も考えていない現実があるが、子どもたちなりに母親の世話をしている
   ↓
「良いこと」に転換
○ケアマネジャーから子ども達なりに頑張っていることへのねぎらいの言葉がないことはいいことだ・・・
   ↓
なぜならば〜(裏付け:背景を膨らませる)
○これから気づきの機会を作ればよいから
○今後、介護者(子どもたち)を認めねぎらうことで、ケアマネジャーとよりよい関係が築ける可能性があるから
   ↓
支援方針(維持・継続するには・・・)⇒「計画」
○子ども達が本人(母親)のために行っていることを確認し、それを認める。
◆地域包括支援センターの立場に立って、業務を遂行する上で課題となっている問題点を
 ケアマネジャー(個人)・組織(地域包括支援センター)・地域とカテゴリー別に課題をあげた。
 上記と同じように問題点を良い点へと視点を変え、更に支援方針までつなげていく事です

《組織の課題》
 地域包括支援センターの役割 が遂行できにくい
   ↓
背景
○引き継ぎ期間が十分ではなく、引き継いだ包括支援センターは地域との関係が薄い
   ↓
「良いこと」事に転換
○地域包括支援センターの役割を遂行できにくいことはいいことだ・・・
   ↓
なぜならば〜(裏付け:背景を膨らませる)
○引き継ぎ機関が十分ではなかったのだからできなくて当たり前である
○新参者なのだから何を聞いてもいいじゃない!!!
   
支援方針(維持・継続するには・・・)⇒「計画」
○これから新人の気持ちで学べばいいじゃない
○担当地区のことを知らないので、自分たちができることから取り組めばいい(チャレンジ精神!)
【本日のまとめ】         
○カテゴリー別
)椰諭Д吋▲泪優献磧
∩反ァ地域包括支援センター    
C楼茵担当地区
    
上記の課題(問題点)を良い点に転換する思考回路の訓練です・・・。

課題(問題点)「A」  
        ↓
その課題(問題点)「A」なのは良いことだ(よい事に転換)
        ↓
なぜならば〜だから(裏付けを持って背景を膨らませる)
        ↓
支援方針(支持・継続するための)「計画」を立てる

○問題点ばかりに目を向けるのではなく良い点にも目を向ける。問題点は改善策を考え、良い点は
より伸ばしていく事で支援が拡がる!

○「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業所」「在宅支援センター」それぞれの目的や機能など制度的な事を理解し連携を図る
【振返り】
○参加者
Aさん:良い点へ発想の転換をしてプランを立てていきたい。
発想の転換をしたら気持ちが楽になった
Bさん:問題点と良い点を両方見ることで、ストレングスに気がついた
Cさん:「居宅介護支援事業所」「在宅介護支援センター」「地域包括支援センター」の立ち位置がよくわかった
Dさん:発想の転換は日々の生活の中でも活かせると感じた(子育てなど)
Eさん:強み(ストレングス)へと発想の転換をした内容を文章化するのが難しい  等々・・・
      ⇒「思ったこと、感じたことをそのまま書くことでいいんですよ」(木戸)
【振返り】
○事例提供者
・背負っていたものが取れました
・地域のケアマネジャーと連携が取れそうです
・来年度の目標ができました!!

○ファシリテーター
・持ち時間の時間配分が難しい
・みんなと一緒に勉強する姿勢でファシリテーターを務めたつもりだが、一方的になっていなかったか心配が残った
・このような勉強する機会を頂きありがとうございました
・制度的な事柄について自分の言葉で各制度の違いを比較説明できたのがよかった

【振返り】
○運営委員会として 
・問題点を良い点へと転換する思考回路を持つことは大切で訓練が必要である
・今回の資料作成大変だったと思うがよくまとめられていた
(3つの機関整理表:地域包括支援センター・在宅介護支援センター・居宅介護支援事業所)



【木戸先生からのアドバイス】  
・当たり前のことだから「言わなくても分かっているだろう」ではなく、当たり前のことだからこそ言語化する事が大切、文章化する場を持つことも大切です
・皆さん『出来ないこと』は良いことです!
なぜならば『出来ない事を分かっている』のですから・・・


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