ビオ・荒川さいたま
                             

サクラソウにとってはまさに干天の慈雨

2021年8月7日立秋、家を出ようとして靴を履いてしまってから忘れ物に気付いた。戻るまでものの2〜3分とかからなかった間に景色が一変して大粒の雨が自転車を濡らしていた。これも台風10号の余波なのだろう。

サクラソウ自生地はオギの高温障害がかなり進んで黄色い葉がますます多くなった。サクラソウは乾燥に弱いのでこの現象は非常に心配だ。

観察路では相変わらずユウガギク、シロバナサクラタデ、オトギリソウが見られる。B区の公園側ではフジバカマが花はまだほとんど見られないのに爽やかな芳香を一面に漂わせていた。センニンソウは自生地内では見られず公園との境で花を咲かせていた。

公園側から南観察路に入ろうとしていた12時少し前、空模様が急激におかしくなった。
ビニール傘を持ってきたので心配もせず中に入った。オトギリソウなどを見て大粒の雨の中を中央に抜けようとしたらこれが大変だった。オギだけがかぶさっているのなら簡単だが蔓植物が絡んでいた。全身びしょぬれになって登山用の防水ズボンまでずぶ濡れだった。

でもサクラソウにとってはまさに干天の慈雨だ。とにかくこの雨で生気を取り戻し、ヨシやオギに守られながら来年に備えて地下で力を蓄えて欲しいと願うばかりだ。

この株は花が開きかけているが大半は蕾のフジバカマ。
ツルフジバカマの花の時期が段々早くなっている気がします。
雨が降る寸前に現れたイチモンジセセリ。雨は何処で・・・。
オトギリソウの仲間は薬効成分を含む腺体があるという。
キクイモの大きな花は雨に打たれて下向きにお辞儀。
オギは乾燥で枯れ、雨に打たれてお辞儀して踏んだり蹴ったり。

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