田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

オカトラノオ属の白い花穂が揺れています

2019年6月6日の芒種は最高気温が32℃の真夏日になるとの予報だったが、まさに的中し自生地で歩いているだけで汗ばんできた。
芒種(ぼうしゅ)は二十四節気で一番分かり難い節気で、芒という字にも馴染みがないが、ノギまたはススキとも読む。ノギはイネ科の植物の穎の先端にある棘状の突起。ススキに はあって、オギには無い。また栽培イネでもノギはほとんど見られないというが、芒種とは田植えの時期を意味する。

自生地ではヨシやオギそしてノカラマツが伸び出し石碑はやっと頭が見えるだけになった。観察路に入るとまずノビルが目につき、ノカラマツはまだ蕾だけだ。オカトラノオ属の白い花穂はB区に多く見られる。この属は雑種を作り易く殆どがイヌヌマトラノオで今日の主役だ。クララ、クサノウも花を咲かせ、ハナムグラ、ナワシロイチゴは残り花が見られた。

このところ自生地では鳥の鳴き声があまり聞けなくなった。今日も静かでオオヨシキリがうるさかったのを懐かしく思い出した。小鳥にも棲み難くなったとしたら問題だ。

中国からの埼玉大学修士課程の女子留学生が2人田島ケ原サクラソウ自生地を守る会に所属する事になった。2020年9月までの留学なので来年の現地活動期や観察会など守る会の活動に参加予定。ハルピン出身のランさんと西安出身のトウさん。宜しくお願いします。

第2自生地でサクラソウの健康的な櫺未見られた。
ノビルは花を咲かせず、珠芽になるのも多い。
街中では同属のビヨウヤナギが花の盛りだがトモエソウは蕾。
トダスゲは果胞が膨らみ別名のアワスゲ(粟菅)がピッタリ。
B区の中の方にハナムグラの花がかろうじて見られた。
一時は多すぎて困ったがかなり少なくなったナワシロイチゴ。
裂片の幅が広くヌマトラノオのようなイヌヌマトラノオ。
スマートなノジヌマトラノオのような個体。
裂片の幅が細くノジトラノオのようなイヌヌマトラノオ。

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