田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

チョット長居をし過ぎてコゲラが可哀想だった

朝は薄雲がかかっていたが、次第に青空が広がり日中は27℃まで上がり暑いくらいだった。でも前日までに比べると空気は爽やかで気持ちが良い2018年5月21日の小満だった。
正門から入ると左手のノリ面がきれいに除草されていた。今日はここのクララが一つの見どころと思っていたので残念だった。自生地のクララはまだ蕾だったが小さなチョウが蕾や葉に止まったりしてしばらく滞在してくれた。まさかクララを食草にする絶滅危惧種のオオルリシジミでは無いと思ったが、後翅に橙色の帯が無く、大きさもかなり小さいルリシジミだった。

オギやヨシが自分の背丈くらいに伸びて観察路からの左右の見通しは悪くなった。ノカラマツも大きくなり蕾とも葉芽ともつかない不思議な穂先をなびかせている。オオヨシキリの大きな声が響き夏の入口を感じさせられた。ハナムグラの小さな花がいっぱいに咲き、ミゾコウジュ、チョウジソウの花も残っていた。オカトラノオ属が花穂をつけ、早いのは白い蕾も見られた。

帰り際にコゲラの巣を見に行くと巣穴から顔を出していた。何枚か撮ってもしかしたらヒナ?と思った。
少し居たらやはり親鳥が戻ってきた。でも、巣には近寄らず少し離れた木の高みに飛んで行ってしまった。しばらく待ってみると巣のある木に戻ってきたものの裏側に回って巣には近づかない。ヒナは口を開けて怪訝そうにしている。裏に回ってみると逃げ回って決して巣には近寄ろうとはしなかった。親鳥の用心深さに敬服して帰ってきた。でもチョット長居をし過ぎて可哀想だった。

準絶滅危惧(NT)のキョウチクトウ科のチョウジソウ。
絶滅危惧粁(VU)のアカネ科のハナムグラ。
準絶滅危惧(NT)のシソ科のミゾコウジュ。
絶滅危惧粁(VU)のキンポウゲ科のノカラマツ。
一生懸命口を開けているコゲラのひな鳥。
木の高みに止まって様子をうかがうコゲラの親鳥。
クララの蕾に止まるルリシジミ。何をしているのでしょう。
クララの葉に移り、翅を広げてくれたルリシジミの♀。
石碑もほとんど隠されるくらい伸びたオギやヨシ。

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