田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

シロバナサクラタデの雌花に出会えた10月観察会

10月は14日に変更した2016年の観察会は曇だったが、前日とは違い雲の切れ間もあり雨の心配は無かった。
前夜に資料作りをしていてシロバナサクラタデの雌花を撮ってきた事に気付いた。かなり前に礒田先生から雌雄異株のシロバナサクラタデの雌株は少なく、雄株6に対して1くらいの比率とお聞きした。その後自生地や荒川河川敷を探したが、雄株ばかりでやっと目黒の自然教育園で雌株に巡り会えたのを思い出した。

当日は早めに行って雌株の確認をし、回る予定の順路を行くとサクラタデの花が咲いていた。シロバナサクラタデとの対比もできて観察会の
一つの目玉になった。E区の奥にはミゾソバが花開いていてこれは初めて自生地にもある事を知った。

この日はユウガギクが全域で観察路を彩り、第2自生地ではノコンギクが花をつけていた。ユウガギクはヨメナ属かシオン属か色々見解が分かれていたが、APG靴任魯轡ン属に含められた。それこそ見た目の冠毛の長さではなく、遺伝子研究の成果なのだろう。

臨時職員の方たちの努力でE区の公園との境が帯状に除草されたので今まで入れなかった所も観察できた。コカモメヅルやイシミカワなどが多く見られたが、シーズンが異なるとまた違った植物が見られ自生地の新しい魅力になるかもしれない。
参加者は12名で、女性が2名だけと少なかった。

今年はアキノウナギツカミが全域で繁茂している。9月に雨が多かったのが影響しているようだ。タデ科イヌタデ属の花弁に見えるのは萼で花の後も実を包んでいる。葉は互生し基部は茎を抱くようにはり出すのが特徴(下記写真参照)。

 
   

花はほとんど白色で冠毛は0.25ミリと短いユウガギク。
花は散形花序に付き総苞片の先が赤色になる事が多いノコンギク。
コセンダングサに集まるツマグロヒョウモンとキタテハ。
シロバナサクラタデの雌花は雌しべがV字型に花冠の外に伸び出す。
シロバナサクラタデの雄花は多くの雄しべが花冠の外に伸び出す。
一輪のユウガギクで仲良く吸蜜するキタテハ。

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さいたま市市民活動サポートセンター