田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

アキアカネの群舞は見られなくなっています

本来なら草に結ぶ露が冷たく感じられ、天候も安定してくるという寒露だが、2016年の10月8日は朝から雲が垂れ込め昼頃には一時激しい雨になった。

自生地ではオギやヨシの穂が白く覆っていて秋を感じさせられた。中央観察路ではキタテハが迎えてくれて、両側を彩るユウガギクがそろそろシーズンを迎え白い花を咲かせていた。
アキノノゲシやフジバカマが花の最盛期で、キンミズヒキは相変わらず、ツルマメは豆果に変わり、ヤブツルアズキの花は少なくなった。カナムグラがツリー状に伸びて雄花を揺らせていた。

秋本番を迎え赤とんぼやツマグロヒョウモン、ウラナミシジミ、イチモンジセセリなどが多く見られた。

赤とんぼの代表的な種のアキアカネは初夏に羽化し夏の間は近隣の山などへ移動して秋に水田に舞い戻って産卵する。 日本固有種で雌雄によっても個体間でも色の変化等多いが、胸部の黒い線の先端はオスメスとも尖るのが特徴。
1990年後半から全国各地で激減しているというが、原因は農薬でイネ苗と一緒に水田に埋め込まれる箱処理剤らしい。

バス停付近から俯瞰したサクラソウ自生地。
観察路の左右は白いユウガギクの花が盛りを迎えつつあります。
フジバカマの周辺はクマリンの香りが漂います。
ツマグロヒョウモンの♀。♂♀とも後翅表の外縁の黒帯が目立つ。
ウラナミシジミはマメ科のクズ、ハギなどの植物を好む。
キタテハの秋型♀の裏側外縁は濃褐色、♂では淡黄色を帯びる。

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