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2014年の小雪(しょうせつ)は青空が広がり風もなく暖かい陽射しがふり注ぎ、11月22日のゴロに合わせた「いい夫婦の日」の方がピッタリの小春日和の一日だった。
自生地はますます枯れ色の世界が進み、植物たちは次世代へのバトンタッチの備えを始めていた。
観察路の両側を彩っていたユウガギクは花は全く見られなくなり、痩果を飛ばし終わったものも多く見られた。カナムグラも雌花が褐色に変わり、すでに種子を出し終わったものが多かった。
オギの果穂はかなり痩せてきたが、キンミズヒキやコメナモミの痩果の刺や繊毛に付いているのが多く見られる。自分が他の動物に付いて運ばれるはずの刺などに付かれて大迷惑だろうが、一緒に連れていくより他あるまい。
あまり生き物の気配が無くなった観察路で柵のすぐ近くからキジが急に飛び立ったのにはびっくりした。
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ユウガキクは半分くらい痩果を飛ばし終わっていました。 |
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黒いコバギボウシの種子には翼があり風に運ばれます。 |
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フジバカマはまだまだ種子を飛ばすつもりのようです。 |
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