田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
                               

自生地は初秋の花に彩られています

2014年10月の「ついたち観察会」は曇天だったが、雨の心配は無く17名の参加者で、入会希望の方も参加されて和やかな観察会になった。

自生地を俯瞰するとオギやヨシが穂をなびかせている。
アキノノゲシが全域で黄白色の花を咲かせ、ユウガギクが観察路の両側を白い花で彩り、キンミズヒキが鴨川側で黄色の花穂を揺らせていて、まさに初秋そのもの、フジバカマも全開でクマリンの香りを漂わせていた。

カナムグラの雄株がアチコチでツリー状の花序を立て、雌花も見られるようになった。
小さな赤紫の花をいっぱいに咲かせていたツルマメは全く見られなくなって毛深い豆果に変わり、へそ曲がりのカタツムリのような黄色い花のヤブツルアズキは花と長い豆果を付けている。一番花の遅いヤブマメの紫色の旗弁の清楚な花が全域で見られるようになった。

レモンエゴマやコメナモミも花をつけ始め、第2指定地ではトネアザミが花を揺らし、ノコンギクが多くの蕾を付けていた。
臨時職員さんの作業を指導されていた礒田先生とお会いしたら、お忙しい中我々のためにお話をして頂けたのは嬉しかった。
体の不調でやむなく退会した桜井義久さんから相田みつを展の招待券を頂き、Kさんから2,000円、Mさんからはまた82円切手10枚の寄付を頂いた。

写真はバス停付近からサクラソウ自生地を俯瞰。

 
   

ユウガギクは地下茎を伸ばして増え、よく分枝する。よく似たカントウヨメナより葉が薄く切れ込みが深い。
アキノノゲシの花は全て舌状花で花径約2僉2娘造扁平で先が細くくちばし状になる。レタスやサラダも同じ仲間。
ミズヒキはタデ科だが、キンミズヒキはバラ科で花径1兌紊5弁花で雄しべは多数。果実はカギ形の刺で動物に付いて運ばれる。
ヤブマメは別名ギンマメ。竹やぶなどに多い一年草。花は長さ1.5〜2僉旗弁が紫色で翼弁と舟弁は白色。
ツルマメは別名ノマメ。大豆の原種で、平安時代の本草和名に久須加都良乃波衣(くずかずらのはえ)の名で出ている。
ヤブツルアズキは日当たりの良い草地などに生える一年草。花は約2僉▲ルリと捻じれた舟弁を翼弁が包む。小豆の原種。
礒田先生にお話を聞けてラッキーだった今回の観察会。
タイアザミ(トネアザミ)はナンブアザミの変種。ホウジャクも。
カナムグラの雄花序。雌花序に先がけて花粉を飛ばす。

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